活動内容

技能検定実技試験の協力

 防水工事は、厚生労働省が認定する技能士によって施工されることが理想です。
 防水の技能検定は昭和51年より実施されており、都防協は東京都における技能検定の受け皿団体として、前期防水作業の改質アスファルトシート常温粘着工法、後期防水4作業のアスファルト、改質アスファルトシートトーチ工法、塩化ビニル系シート、合成ゴム系シートの実技試験をすべて実施し、検定業務に協力しています。
 また、会員の施工管理能力についても、各種施工管理者のための資格試験・資格取得・技術と技能の向上に日夜研鑽しています。

都内公共施設の防水工事の分離発注を要望

 都防協は「建物を漏水から守り快適な居住空間を提供する防水工事」をスローガンに、たゆまぬ努力を続けていく所存です。
 また、高度技術を擁する専門施工団体として、東京都所管建築物のリニューアル工事の一翼を担って参りたいと考えます。
 防水専門工事業者としての責任を果たすため、東京都に対して、防水工事は都防協会員をはじめ防水工事専門業者に分離発注していただくことを要望しています。

都立工科高校への講師派遣による若年技能者の確保

 建設業界の作業員不足は解消されておらず、防水業界においても入職者の確保は喫緊の課題となっています。特に若年者の入職は厳しい状態が続いています。防水保証をする機能性が要求される防水業界においては、永続的に技能レベルを維持していく必要があります。そのため都防協では、都立工科高校に講師を派遣し、防水工事の授業を実施、合同説明会の開催、職業体験(インターンシップ)の受け入れなどを行うことで、若年技能者の確保に取り組んでいます。

技能員の施工能力の向上を目的に技能講習会を開催

  当協会では、技能員の施工能力の向上を目的に、改質アスファルトシート常温粘着工法、アスファルト、塩化ビニル系シート、改質アスファルトシートトーチ工法の技能講習会を毎年開催しています。
 毎回講師をお招きし、テキストや講習会用架台などを使用して要点を分かりやすく説明します。