活動内容

改質アスファルトシート防水常温粘着工法 プライベートライセンスを発行

 東京都では現在、CO2削減のため、屋上防水においては粘着タイプの材料による断熱複合防水など環境対応型工法への要望が高まっています。
 都防協ではこうしたニーズにいち早く対応するため、東京都建築工事標準仕様「屋根露出防水絶縁工法 S・MS-2」にあたる改質アスファルトシート防水常温粘着工法の施工についてプライベートライセンスを発行し、専門工事業団体としての存在感をより高める独自の活動に取り組んでいます。
 1ランク上の技能を習得していただき、専門工事業団体だからこそできる高い施工品質を証明するためにも、有資格者数を増やしていきたいと考えています。

技能検定実技試験の協力

 防水工事は、厚生労働省が認定する技能士によって施工されることが理想です。
 防水の技能検定は昭和51年より実施されており、都防協は東京都における技能検定の受け皿団体として、アスファルト、合成ゴム系シート、塩化ビニル系シート、改質アスファルトシートトーチ工法の後期防水4作業の実技試験をすべて実施し、検定業務に協力しています。
 また、会員の施工管理能力についても、各種施工管理者のための資格試験・資格取得・技術と技能の向上に日夜研鑽しています。

都内公共施設の防水工事の分離発注を要望

 都防協は「建物を漏水から守り快適な居住空間を提供する防水工事」をスローガンに、たゆまぬ努力を続けていく所存です。
 また、高度技術を擁する専門施工団体として、東京都所管建築物のリニューアル工事の一翼を担って参りたいと考えます。
 防水専門工事業者としての責任を果たすため、東京都に対して、防水工事は都防協会員をはじめ防水工事専門業者に分離発注していただくことを要望しています。

安心・安全を追求した環境対応型防水の促進

 専門工事業者としての重責を担う私たち都防協は、時代のニーズに対応した防水工事の普及に努めるため、会員に向け「適正施工」の情報を発信し続けています。東京都のクールルーフ事業を始め、地方自治体でも緑化の義務化や税制優遇措置および助成制度や低利融資、容積率の緩和などの支援策が進められています。
 屋上緑化を施す場合、防水層へのさまざまな影響や雨水・土壌の穏やかな流出など、防水構造に対し充分な配慮が必要となります。私たちは防水工事の専門家の立場から、安心できる緑化防水を皆様に提供します。
 また、VOCが原因と考えられる有害化学物質による人体被害が全国各地で発生している状況を鑑み、有害化学物質の発生の少ない防水材の選定を検討していきます。さらに環境対策として、容器のリサイクル、減容化など産廃問題にも取り組んでいきます。

都立工業高校への講師派遣による若年技能者の確保

 建設業界の作業員不足は解消されておらず、防水業界においても入職者の確保は喫緊の課題となっています。特に若年者の入職は厳しい状態が続いています。防水保証をする機能性が要求される防水業界においては、永続的に技能レベルを維持していく必要があります。そのため都防協では、都立工業高校に講師を派遣し、防水工事の授業を実施、合同説明会の開催、職業体験(インターンシップ)の受け入れなどを行うことで、若年技能者の確保に取り組んでいます。