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【告知】技能講習会開催のご案内

 当協会では、技能員の技能向上のため、以下の日程で塩化ビニル系シート、アスファルト、改質アスファルトシートトーチ工法、合成ゴム系シートの技能講習会を開催します。各工法別に講師をお招きし、テキストや講習会用架台などを使用して要点を分かりやすく説明します。
 防水技能向上に役立つ、充実した内容となっています。技能員の皆様のスキルアップを応援いたします。
技術委員長 山中達裕

 

□開催日
平成30年1月17日(水)

□場所
東京都立中央・城北職業能力開発センター板橋校
板橋区舟渡2-2-1
TEL 03-3966-4131

□講習内容
実技および学科
スケジュール
◆塩化ビニル系シート・アスファルト
受付:午前9時20分
講習:午前9時40分〜午後1時
◆改質アスファルトシートトーチ工法
受付:午後1時30分
講習:午後1時50分〜5時10分
◆合成ゴム系シート
受付:午後1時30分
講習:午後1時50分〜5時30分
講師
〈塩化ビニル系シート〉神木 啓氏・太田哲雄氏(アーキヤマデ(株))
〈アスファルト〉岩渕賢二氏・福留勇介氏(田島ルーフィング(株))
〈改質アスファルトシートトーチ工法〉岡田浩文氏・粟飯原 伝氏(宇部興産(株))
〈合成ゴム系シート〉佐藤龍太氏・金田知典氏(三ツ星ベルト(株))、松島 隆氏(髙山工業(株))

【告知】平成29年度 後期技能検定のお知らせ

 東京都における平成29年度後期技能検定の日時が決まりました。後期防水技能検定で実施されるのは、改質アスファルトシートトーチ工法、アスファルト、合成ゴム系シート、塩化ビニル系シートの4作業です。
 当協会では、東京都における後期防水技能検定4作業すべてを実施しています。今年度もご協力をよろしくお願いします。

【試験日程】
◆実技試験
・改質アスファルトシートトーチ工法:平成30年1月23日(火)
・アスファルト:平成30年1月23日(火)
・合成ゴム系シート:平成30年1月24日(水)
・塩化ビニル系シート:平成30年1月25日(木)、26日(金)、27日(土)
□実施会場 ものつくり大学(埼玉県行田市前谷333)

◆学科試験 平成30年1月29日(日)
□実施会場 目白大学 新宿キャンパス(新宿区中落合4-31-1)

□合格発表 平成30年3月16日(金)都庁第2本庁舎に掲示(TOKYOはたらくネットにも掲載)
※後期技能検定では、樹脂接着剤注入施工も実施されます。お問い合わせは日本樹脂施工協同組合まで。(TEL.03 -3831-6185)

旭日小綬章に髙山 宏氏

 11月8日に東京プリンスホテルで行われた勲章伝達式において、髙山宏氏(髙山工業(株)・写真)が受章されました。おめでとうございます。

平成29年度前期技能検定防水施工合格者 東京都の前期合格者は322名
「防水施工技能士」の全国累計は74,491名に

 厚生労働省の平成29年度前期技能検定)防水施工)の全国合格者がまとまりました(新樹社調べ)。前期の実施作業は、ウレタンゴム系塗膜防水、アクリルゴム系塗膜防水、セメント系防水、シーリング防水、FRP防水の5作業です。
 東京都の前期合格者は合計322名で、作業別に見ると、ウレタンゴム系塗膜防水が1級140名・2級11名、アクリルゴム系塗膜防水は1級11名・2級3名、セメント系防水は1級38名、シーリング防水が1級74名・2級15名、FRP防水は1級22名・2級8名という結果になりました。
 全国の防水施工技能検定合格者は、平成29年度前期までの累計で74,491名となりました。
 今年度の合格者はウレタンゴム系塗膜防水では1級562名・2級54名の計616名となり、累計で16,697名、前年度比103%と増加しています。
 アクリルゴム系塗膜防水では1級74名・2級7名の計81名となり、累計で4,033名、前年度比88%と減少しています。セメント系防水では1級90名、累計で1,883名、一昨年度比59%と減少しました(昨年は実施されませんでした)。
 シーリング防水は1級414名・2級77名の計491名となり、累計で22,099名、前年度比98%と減少しています。
 FRP防水は1級134名・2級28名の計162名で、累計で5,205名、前年度比103%と増加しました。

政務調査会ヒアリング会議に出席 入札制度の問題提起や工事発注の増加を要望

 当協会は、東京都庁で開催された政務調査会ヒアリング会議(7月31日:都民ファーストの会と公明党、9月6日:自民党)に出席し、入札制度改革への問題提起、防水工事の発注件数・金額の増加、法定福利費の外出し計上などを要望しました。
 入札制度については、(1)「予定価格事前公表制度」の復活 (2)「最低制限価格制度」の継続を要望しました。(1)では、積算根拠である予定価格を公開してこそ「公平性・透明性・競争性」が確保されると指摘しました。(2)では、低下価格受注が経営環境を悪化させ、技能労働者の賃金低下、若手入職者の減少、品質低下などの弊害をもたらすと説きました。
 他にも、次の4項目を要望しました。1.都に対して年間6億円以上および40件程度の防水工事を要望しました。また、技能工育成と品質維持のためにも、防水工事発注時には防水工事を主業とする会社に指名・入札機会をいただくよう、重ねて要望しました。2.防水工事で社会保険未加入の作業員がまだ存在するのは、工事費における法定福利費が明確になっていないことが原因と考えを述べました。公表内訳明細において法定福利費を単価や一般管理費に含めて計上していますが、法定福利費を明確にするため外出し計上をお願いしました。外出し計上することで法定福利費の目安がわかるので、防水工事の取り決めで法定福利費を計上しやすくなり、結果的に社会保険加入促進が可能になります。3.防水保証を要求される防水業界では、永続的に技能レベルを維持していく必要があることから、防水業界への若年者入職を促すため、工業高校に講師派遣の機会をいただき、合同説明会の開催、職業体験(インターンシップ)の受け入れも要望しました。また、架台を用いた実習にも制限があるため、実構造物(例えば校舎)を使った実習にも予算処置を要望しました。4.登録防水基幹技能者や防水施工技能士を現場に配置することで、指名優遇や入札参加条件としていただくことを要望しました。