第10回技術研修会を開催しました

当協会は平成28年4月19日、東京・文京区の全水道会館で「第10回技術研修会」を開催しました(協賛:(一社)全国防水工事業協会関東・甲信支部東京都分会)。
開会にあたって、丸山幸俊技術委員長の提案で4月16日に発生した熊本地震の犠牲者を悼み黙祷が捧げられました。続いて丸山技術委員長が「本研修会が10回を迎えられたのは、各位のご協力によるもの。心から感謝申し上げる。本日は初めて講演する特別会員ばかりなので、新しい技術・工法を知ることになるはずだ。皆様にとって有意義な会となることを祈念する」と挨拶しました。
防水材・工法の最新動向に関する発表を、128名の参加者が熱心に聴講しました。講演プログラムは以下のとおり。
(1)「タイル張替え、タイルクラックに対するクローンタイルと、剥落防止工法。さらにタイル表面塗装膜除去方法の紹介」百武俊一((株)K・Cアスカ) (2)「改修現場の天端納まり提案“手摺付笠木”“半笠木”“特注深型笠木”などの紹介・説明」福谷康蔵(白水興産(株)) (3)「手塗り型高強度防水材を用いたウレタン塗膜防水“タフガイシリーズ”の説明・工法紹介」山口竜一・神山慶之(AGCポリマー建材(株)) (4)「“下地調整材”“欠損部補修材”などの説明・工法紹介」福岡正恭・煤賀祐介(フヨー(株)) (5)「湿式シート防水“サンエーシート(エチレン酢酸ビニル樹脂系シート)”の説明・工法紹介」長谷川靖(ハセガワケミカルシート販売(株)) (6)「FRP防水の近況とポリルーフ工法・実績の紹介」菅谷聖史(双和化学産業(株))。