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技能講習会を開催 技術委員会

 1月18日、東京・台東区の東京文具共和会館で技能講習会を開催しました(共催:(一社)全国防水工事業協会関東・甲信支部東京都分会)。
 講習内容(受講者数)は、塩化ビニル系シート(7人)、改質アスファルトシートトーチ工法(13人)の防水施工。当日は、受講者が希望する講習に分かれ、当協会特別会員である材料メーカーから招いた工法別の講師らから、テキスト やパワーポイントを活用した座学や講習会用架台を使用した実技(写真)の要点解説など、防水技能向上のポイントを学びました。
 参加者は熱心に聴講するとともに、それぞれの講義で不明点を積極的に質問しました。

【告知】令和4年度前期防水施工1作業技能検定試験受検希望者予備調査のご案内

当協会が実施する令和4年度の“改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事作業の技能検定試験の受検者調査を実施致します。

詳細(PDFファイル)はこちらからご確認いただけます。

年頭のごあいさつ

年頭のごあいさつ

会長 佐々木 浩

 新年明けましておめでとうございます。

 平素は当協会の活動に対し、ご支援とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

 昨年を振り返りますと、2020年と同様、新型コロナウイルス感染症とともに始まり、それに振り回されて終わった1年であったように思います。他業界に比べれば我々の業界はまだ良いように見えますが、建設・防水も日本の内需ですから、無関係という訳にはいかないでしょう。今年も不透明な状況が続くことから先が思いやられるという不安を述べるのは、年始めの挨拶にしては後ろ向き過ぎるでしょうか。前向きに振る舞おうと努めてはいるものの、さすがに一年を通してこのような環境が続きますと、誰しも精神的に参ってしまうことは致し方ないと思うところです。

 当協会としても、コロナ禍の影響により、総会を縮小して開催するなどの対応を余儀なくされました。感染症対策としてWeb会議システムなどを活用し、理事会や各委員会などで最低限の行事や作業を進めて参りましたが、対面で行わなければならない重要な案件であっても、停滞や先送りを選択せざるを得ないことがありました。できなかったことを並べれば、きりがありません。

 残念ながら本年も、新年会が中止となりました。6月の開催を予定している総会においては、今年こそ皆様と親睦を深められることを楽しみにしております。

 さて、今年の防水業界はどうなるのでしょうか。材料価格の高騰や、仕事の発注量も気になります。建設キャリアアップシステムの登録者数をはじめ、石綿の飛散防止対策、技能労働者不足などさまざまな問題が山積する中であっても、社会活動や現場はリアルタイムで動いています。我々も勇んで後 を追わねばなりませんが、この点は、今年1年でコロナ禍を取り巻く状況がどのように変わっていくかにもよるでしょうから、これまで同様に対策を怠らず、可能な限り活動を推し進めていくことが肝要です。この原稿を執筆している時点では、感染者数や医療提供体制も警戒度が低くなりましたが、新たな変異株が発見されたことから予断を許さない状況となっております。とはいえ、基本的な感染対策の徹底などをはじめとするコロナ禍で生まれたマナーも定着しつつありますので、今年は昨年を払拭できるような活動や発信ができると期待もしています。

 さて、今年の干支は、壬寅(みずのえとら)です。安定や落ち着きを保ちながらも、さまざまな事柄をはっきりと決断することができ、新しいことが成功する年となるそうです。このような年回りであることに希望を託し、前向きな姿勢で困難を乗り越えて、皆様とともに良い1年を過ごせることを心から願います。

 最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。